乳がんになって見えてきたもの

乳がん告知から現在までの備忘録。好きなものも書きます。

病院通い始まる

昨年のGW真っ只中に大学病院通いが始まった。

病院通い初日、いつもの主治医の先生(女医さん)がエコーを見ながら言った。

「しこりが中央に近いところにあるので、乳頭と乳輪もぐるりと大きく取ることになる

から、部分切除はおかしいことになるよね。周りだけ残す意味がないし。全摘プラス、

同時再建でいいんじゃないかな。」「えっ?!」私は頭が混乱した。全摘はなんとなく

覚悟していたのだけれど、同時再建って何?再建については多少知ってはいるけど、

同時って?先生は軽~く言うけどさぁ。患者は初めて乳がんって告知されて、分からな

いことだらけなんだよ~と心の中のつぶやきが聞こえたのか、「一回の手術で両方でき

ると思うから形成外科を紹介するね。」と言われて3日後に受診予約を取ってくれた。

今日はエコーの後、血液検査をして終了。これだけだけど、待ち時間、会計、何かと

大学病院は時間がかかって疲れた。それより、新たに再建問題が急浮上した為、考える

ことが増えてしまった。再建の方法などについては、形成外科の先生の説明を受けて、

相談していけばいいことだけど、再建自体が全く頭になかったので、どうするものかな

と自問自答する日々が続いた。